2014年8月5日火曜日

はちみつフェスタ in 銀座

週末、銀座へ、はちみつフェスタに行ってきました。
時々このブログでもご紹介しているハニールネッサンスさんが出店されるというので
お会いしたいなと思い行ってきました。

紙パルプ会館の2階の大きな1部屋が物販コーナーなのですが
35社のはちみつ屋さんがそれぞれ自慢のはちみつを売っています。

これは売り子さんに捕まったら大変なことになる、早くハニールネッサンスさんを探さなくては!

ところが、ハニールネッサンスさんのハチミツのパッケージデザインが変わっていて
どこが彼女のブースなのか分からない。
ご本人にお会いしたことはなかったので顔はわからないし。
それで、端っこから順番に見ていくことになったのですが、
いや~、捕まりました。
売り子の皆さんの情熱的なお話を聞いていると
ムクムクと好奇心が沸いてきて、買ってしまうんです。。。
テイスティングをさせてくれるのだから、味はわかるでしょ、買わなくて良いんじゃない?
と思われるかもしれませんが、
家で食べたらどんなかなとか、パンと一緒ならどうかなとか
家にあるあのハチミツと比べてみたいとか、、、思ってしまううですよね。
ハニールネッサンスさんにたどり着くまでに予算×3くらい使ってしまいました。

さて、ハニールネッサンスさん、予想通り素敵な方でした。
ハチミツで世界を良くしたいという想いにあふれていて、
私たち、ハチミツの話しかしなかった!
今は会社を立ち上げたばかりで大変だけど、
会社が軌道にのって彼女に自信が備わったら、惚れ惚れするような人になると思います。
応援しています。

今回、フェスタ参加者の皆さんに教えて頂いたことを報告いたします。

日本ミツバチのハチミツは採取量が少ない(西洋ミツバチの3分の1くらい)為、
なかなか商売になりにくのだそうです。
ただ、今はブームだし、飼育キットも売っているのだとか。
どんなキットなのでしょうね。
詳しく聞いてくればよかった。

また、日本ミツバチのハチミツは糖度が低いそうです。
それでびちゃびちゃしています。
薄い、と表現されていた方もいたし、糖分は薄いけどコクがあると言う方もいました。
私は横浜で採ったというハチミツを買ってきたのですが、
そのまま飲みたくなるような美味しさです。
(もちろん、そのまま飲んだら甘い。薄いとは言っても甘いです。)
西洋ミツバチの蜜より複雑な味がします。

日本ミツバチと西洋ミツバチでは持っている酵素が違うため
ハチミツの成分も多少違うのだそうです。
そして、日本ミツバチと西洋ミツバチがいるなら、
他の土地にはその土地のミツバチがいるはずですよね。
います。
そして、それぞれ持っている酵素が違うのだそうです。

それから、あまり知りたくないことも。
近年、世界中でミツバチが大量死しています。
原因ははっきり分かっていませんが、
ネオニコチノイド系農薬や殺虫剤、ペット用品に含まれる化学物質が
大きな原因の一つと言われています。
これはうろ覚えですが(今回聞いたことではないので)、
それらの有害物質が擬似ホルモンとして作用して
ミツバチを死に追いやっている可能性があるとういう話を聞いたことがあります。
今回、ミツバチの大量死の話をしていたのはグリーンピースの人でした。
日本では捕鯨問題なんかでグリーンピースは評判悪いかもしれませんけど(苦笑)、
でも、ミツバチの大量死の問題は皆さんにも関心を持って頂きたいことです。
頂いたパンフレットによると
人類が食べる食料の3分の1はミツバチの受粉によってつくられているそうです。
結局、困るのは人間。
因果応報だけど、人間の中でも弱い立場の人にしわ寄せが来るのだろうなと思います。
こういう事って考え出すと、頭の中がグルグルグルグルしちゃいます。


お知らせ
次回のルートは9月6日(土)にメサグランデさんです。
はちみつフェスタで仕入れたハチミツを持っていきます。
是非食べて見てください。
詳細は後ほど。


(アネ)